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ソーシャルメディアリスクをゲームで学ぶ【温故知新PJT】

以前、ガーラバズ(当時)の社長の佐野さんから、ソーシャルメディアリスクに関するゲーム開発の依頼を頂きました。ソーシャルメディアリスクとは、ソーシャルメディア(SNS)における発信のリスクのことです。

当時は、「炎上」に関する話題に事欠かず、企業アカウントの炎上や、プライベートのアカウントでの機密情報の書き込みなど、教育を行わないことのリスクがあったため、コンプライアンスや法務関連部門などの情報セキュリティ関連部門を中心に一定のニーズがありました。

ソーシャルメディアでの発信は、光と影のようなところがあり、鍵付きアカウントで発信していると広がらない一方で、公開アカウントではこうしたリスクにさらされます。特に、ソーシャルメディアでは「バズる」といって、衆目を集めることが欠かせません。そのためには、無難なことを書いていたのでは全く拡散されませんから、独自の見解や、ぎりぎりな情報を書くことに対するインセンティブが働きます。

その「ぎりぎり」のラインが人それぞれで、「自分は大丈夫だと思う」が世間の目を通すと、「ありえない」になってしまうことがあります。このメカニズムを知っておくことが、ソーシャルメディアでの投稿の際のブレーキとなるのではないかと思います。

このメカニズムを学ぶために作ったゲームがソーシャルメディアリスク体感ゲーム「もえったー」です。萌えではなく、燃えです。炎上と今は亡きTwitterを掛けている名称です。

このツールでは、「解釈多様性」を遊び倒し、わずか50分で終わるゲームとしています。このゲームは、「解釈多様性」の点では、弊社の「パラダイス」の系譜となり、本ゲームの仕組みは後に「ボスの品格」に引き継がれていきました。

とあるキャラクターが、とある発言をします。その発言に「安全度・危険度」というのを振っていくんですね。安全度の高いつぶやきは、「無難なつぶやき」でフォロワーが増えません。危険度の高いつぶやきは、「危ないつぶやき」です。ギリギリの発言ほどフォロワーが増えます。最終的にフォロワー数を競うんですね。

もしご興味ある方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡いただければ幸いです。

もえったーは実は画期的な製品だという話

もえったーの開発裏話

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