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ゲームで遊びながら危険予知の研究

こんにちは。社員の伊藤です。

先日、社内でサイレンベイ音声分析班というボードゲームで遊びました。
この体験が、以前の代表コラム「危険予知トレーニング」とは何か?の理解を深めるヒントになりました。

音声を手がかりにする推理ゲーム

このゲームは、街中の音声をヒントに犯人の足取りを追跡する推理ゲームなのですが、プレイ中、「音の感じがちょっと日本っぽくないね」とメンバー間で話題になりました。調べてみたところ、そのゲームの制作元はフランスでした。

なぜ、仕事時間中にあえてこのゲームをやっていたのかというと、実は、代表・高橋いわく「危険予知トレーニング(KYT)の一種と考えられるかを吟味するための研究」だったのです。

上記の代表コラムにて、KYTにはテキスト・音声・動画などさまざまなものがあると紹介しましたが、その中で「音声」にあたるものがこれだったというわけです。

「知覚」はできるが「認知」ができない

ちなみに、今回のゲームでは、「認知」でつまずきました。音声自体は聞き取れているものの、音源が海外のものだったため、「聞こえているが、それが何の音かわからない」という、知覚はできるが認知ができない状態に陥りました。

つまり、フランス在住経験があればすぐに分かるものが、フランス在住経験がなければ分からないのです。
これは、仕事の熟達者ならすぐに分かる問題に、初心者が気づけない話と類似していると感じました。

ヒヤリハットを見過ごすリスク

また、分からないからといって無視する「判断」をすると、犯人が見つからないことになりました。
これを製造現場になぞらえると、ヒヤリハットを見過ごしてしまうことそのものです。

結果として、犯人を探し出すためには「認知」と「判断」の精度が勝敗を左右する鍵だと理解できました。

なんでもないような出来事から危険を洗い出すから予防できるという、
代表コラムの内容に通じるものを感じました。

遊びながら危険予知について考える機会をくれた、代表・高橋に感謝です!

「危険予知トレーニング:とは何か?

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