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ロジカルシンキングでコミュニケーションを円滑に

大学4年生の沢田です。

今回は様々な場面で役に立つロジカルシンキングについて書きたいと思います。

ぜひこの記事を読んで、ロジカルシンキングを学ぶきっかけにして欲しいと思います。日々のコミュニケーションからビジネスのシーンまで活躍する事間違いなしです。

  • ロジカル-logical-
  • 要素と関係の2つを考える
  • 情報の100%は伝わらない
  • 身につける手助け
  • おわりに

を、順に書いていきます。

ロジカル-logical-

みなさんはロジカルといわれるとどのようなことを思い浮かべますか?中々イメージがわかない人も多いのでないでしょうか。

私自身、ロジカルと言う言葉は、法学部のゼミや授業を通して聞いたことのあるという程度のものであり、あまり理解できていませんでした。

研修を通して、詳しく語源などを紐解いていくと、ロジスティクス-logistics-やダイアログ-dialogue-等の言葉の意味に共通する【道筋】という物が語源であることが分かりました。

それを踏まえ、ロジカルは道筋が通っていることと理解すると、ロジカルシンキングという言葉自体が考えやすくなりました。ただ実践するだけではなく言葉や物のバックグラウンドを知ることで、より理解が深まりました。

要素と関係の2つを考える

 
ロジカルシンキングを考えるうえでは、【要素】と【関係】という2つのポイントを整理する事が大切です。

【要素】においては、不必要な語句などが入ってしまっている「冗長表現」や、言葉の意味の曖昧さが無いかなどを精査する必要性を知ることができました。これについて普段の生活含め、上手く伝わらなかった時のことを振り返ると、この【要素】での問題点があることに気付くことができました。

もう1つの【関係】については、急な主語のズレや接続詞の使い方などが起きていないかを確認する必要性を学ぶことが出来ました。【関係】の所に問題があると、読み手の混乱を招き、結果、内容が分かりにくくなったり、伝わらなかったりするという事が起きてしまいます。

しかしこれらのポイントを学んだあとに、実際にワークシートをやってみると、元の文の内容が伝わりづらいと言うのは理解できる一方、どこを直すとより伝わりやすく、明瞭になるのかという点については難しさを感じました。そのためこの研修だけでなく、日々のなんてことない会話でもロジカルシンキングの2つのポイントを意識すると、より身に付くのではないかと思います。

情報の100%は伝わらない

 
同時に出てきたクリティカルシンキングもぜひ身に付けたいスキルです。

クリティカルシンキングとは議論すべき重要・重大なもののロジックを「問い」によって吟味する事です。そもそも、人が人にある事柄を伝えると、どうしても情報のロスが出てしまい、伝えたい情報の100%を相手に伝えることができません。それは普段の何気ない日常会話や、友達との会話であれば些細な問題に過ぎませんが、ビジネスのシーンにおいては致命的な問題を引き起こすこともそう珍しくありません。

そのようなことにならない為には、会話が一方通行になってしまわぬよう、それらについて問いや確認を投げかけることが出来るクリティカルシンキングを身に着けることが重要であり、相互理解の鍵であると感じました。

これら2つのスキルは、自らが意識しないとなかなか日常生活で身につくものではないと思うので意識的に出来るよう努力していきたいです。

身につける手助け

これら、ロジカルシンキングやクリティカルシンキングを身に付ける際に、一から練習をするというのは、なかなかハードルが高いと感じたので、フレームワークの例をいくつか紹介して頂けてとても助かったし考えやすくなりました。

代表例がMECEです。MECEとは「モレなく、ダブりなく」という意味です。これについて、四季(春・夏・秋・冬)や方角(東・西・南・北)など誰にでもわかる例で紹介していただき、比較的分かりやすく、理解することができました。

ロジックツリー、ピラミッド構造についても同様に身近な例などで紹介していただき、その後ワークシートをやる事でより分かりやすく、そして実践的に学ぶことができました。

またこれらのツールを活用する際、あまりがっちり完璧を求めすぎると悪循環にはまってしまうので、【その他】など上手い枠組みを作って考えた方が良いという事を教えて頂き、実践にも活かしやすいと感じました。

おわりに

今回の講義を通してそもそものロジカルシンキングの意味から、実際の活用方法そしてロジカルシンキングをより効果的にするためのツールを学ぶことができました。

ロジカルシンキングという言葉をうっすらしか知らなかった私にとっては難しいのではないかと思っていましたが、分かりやすいスライドと説明、そして実践的なワークのおかげでかみ砕いて理解する事が出来ました。学生の内にはほとんど気にしていなかったこのようなスキルや考え方を、社会に出る前に学ぶことが出来てとてもいい経験になりました。

みなさんもぜひコミュニケーションを円滑に進めるためにロジカルシンキングを学んでみてはいかがですか。今から学んでも遅すぎる、、、なんてことはありません。

筋道を立てて考える -ロジカルシンキング-

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