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プランニングゲーム「5days」の発掘【温故知新PJT】

以前、「5days」という名前のゲームを作りました。その名の通り、社員として5日間を過ごすゲームです。プランニングゲームとしていますが、ストレスマネジメントゲーム、タスクマネジメントゲームとも呼べるかもしれません。作成したのは2009年。当初は、「働き方」を見つめ直すための研修ツールとして開発しました。その後、とある会社様が採用向けのツールとして使いたいということで買い取られたため、その後はお蔵入りになっていました。

どのようなゲームかというと、3-4名が一つの部署のメンバーという設定で、それぞれスケジュール表をもしたボード(個人ボード)を持っています。その部署には架空の上司がいて、その上司も同じくスケジュール表があり、これはメンバー全員と共有されています。

同じ部署のメンバーですから、部署の会議等には参加しなければならず、その時間枠は抑えられています。そうした中で、各自に与えられた業務(それぞれに時間枠あり)を遂行していきます。

時間はもちろん有限ですので、終業時間に終わることもできれば残業して片付けることもできます。ただし、残業すると、ストレスが溜まります。ストレスがたまると、その日の最後の業務のチェック工程でミスが一定割合で出てしまいます。ミスをすると翌日以降にやり直しとなります。

ゲームのゴールは、金曜日の夜に予定されている私用に参加すること。もちろん、仕事人として、与えられた業務はすべて完遂しなければなりません。(この感覚は、今だと古いと言われそうな世の中のムードがありますが、仕事を終えなければお給料はもらえないのが世の中の原則ですので、変更する必要はないと感じていますが、どうなんでしょう。)

また、仕事の常ですが、ホウレンソウは上司の時間の奪い合いです。また、多忙な上司の予定は随時変化します。そうした中で部内で調整を図ったりしながら、ストレスをコントロールして、業務完遂を目指すのです。

学びとしては、仕事を完遂する意識、そのためにタスクマネジメントをする意識、業務時間と残業によるストレスを適正にコントロールすること、ホウレンソウの重要性、上司の時間を意識することといったところでしょうか。比較的若手向けのツールではありますが、今でも色褪せない学習効果があるように思います。

こうしたものと関連して、当社のタスクマネジメントモジュールホウレンソウモジュール等を使うことによって、研修の幅は広がるのです。

研修で使えるかも!?”紙ペンゲーム”というジャンル

段取り研修を発掘する【温故知新PJT】

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