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指示命令には段階がある-教える技術(3)-

前回は、インストラクションとティーチングについて書きました。

指示命令には、文字通り指示命令することと、指示通りに相手を動かすことを含みます。

このように書くと、「明確な指示があると人は動く」という先入観がある人の中には、誤解する方もいるかもしれません。

ここでインストラクションと言っているのは、いわゆる「明確な指示」とは限りません。「明確な指示」とは指示の中でも特に「明確な」ものを指すのです。(当たり前ですが、誤解が多いところなので、あえていいます。)

明確な指示とは?

「明確な指示を目指すべき」という考えがあることは承知していますが、教える側は明確と思っていても、教わる側はそう思っていないことも日常的にありますので、絶対的に明確な指示を行えていると思い込むことは自欺です。そもそも「明確」とは客観的指標ではなく、主観的なものです。究極の明確を突き詰めると「指を一本動かして・・・」といった箸の上げ下げまでマイクロマネジメントすることになりますが、そこまでする人はいないでしょう。

明確さは、自分と相手の間で社会的に決まるものであることが多いのです。

大切なのは「相手が動きやすいレベルで指示をすること」です。では、「相手が動きやすい」とは何でしょうか。これが実に難しい。例えば、相手の成熟度や思考のレベルが未熟で、自分で業務設計ができない場合は、業務を設計されている程度の明確さがあれば相手は動けます。逆に、相手の成熟度や思考のレベルが高ければ、方針だけでよかったり、目標が明確であれば作業は自分で設計という程度でも、明確な指示として受け止められるでしょう。

この指示のレベル感を上下動させることがインストラクションで注意すべき点です。

「教える」の手前にあるもの-教える技術(1)-

インストラクションとティーチングの違いとは-教える技術(2)-

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