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オンラインにおける聴覚優位、視覚劣位をどう克服したか

新型コロナで講師がワイプに閉じ込められてしまった

友人で研修会社を経営する吉田さんから面白い話を伺いました。そのお話を簡単にまとめると、以下のようなことでした。

昨今は以前と比べて研修の講師の多様性が認められるようになり、少々の粗はキャラクターでカバーできるようになってきていた。しかし、コロナで講師が「ワイプ画面」に収まるようになったことで、個性の一つである表情や佇まいといったものが、見えにくくなってしまい、再び、研修では聴覚優位の時代になってしまった。

私のセミナーをご覧になった方はご存知かもしれませんが、私は非常に早口です。かつ滑舌が良いとは言えません。「わかっているならゆっくり話せばよいではないか」といわれるかもしれませんが、早口の原因は頭に浮かんでくるものに口が追いついていないことです。このため、ゆっくり話していると浮かんでくるものがつながらず、何を話しているのかわからなくなってしまいます。このため、配慮してはいるものの、ゆっくり話すのは難しいというのが実際です。

であれば、視覚的に何か工夫をできないかと考えて突破するよりありません。

脱ワイプを実現する!

そこで検討したのが、「クロマキー(chroma key)」です。zoomなどで仮想背景を用いる際に背景の特定の色が別なものに置換されるのを経験しているとどんなものかのイメージが湧きやすいと思います。簡単に言えば、自分の周囲の色(例えば緑)を除外して、人間の形にくり抜いてくれるものです。

パワーポイントのスライドショーの上にクロマキーで自分が登場すれば、視覚的な劣勢を補えるのではないかと考えたのが長い旅の始まりでした。

問題点を先に書きます。

①どうやって合成するのか

アナログにやるのであれば、プロジェクターで投影しているスライドの前にたち、それを撮影したらよいのかもしれませんが、令和の時代ですので、さすがにそれは避けたかった。とはいえ、動画編集ソフトも使ったことがない自分なので、そもそもパワーポイントと自分が動いているカメラ画像が合成できるのかどうかすらわかりません。このハードルが非常に高かった。

②動画を作りたいのではなくてライブで流したい

調べていくと、画像と動画を合成する方法はいくつかありそうでしたが、リアルタイムで画像を合成する方法はあまり見つからない。

③合成した映像をどうやってzoomに流すのか

よしんば、うまいことリアルタイムで合成できたとして、それをzoomの中でどうやって相手に見せればよいのかも全くわかりません。動画編集ソフトの画面を共有?というレベルでした。

④講師が邪魔

スライドショーの前に自分が登場する場合、文字が見えなくなって「あなた邪魔です」という感じなんですね。文字を見えるようにするためにパワーポイントの資料を全部作り直すことも考えましたが、これまでの膨大なコンテンツ資産を考えると、それは避けたかった。

ここまでをまとめると・・・

「スライドショーと自分を合成したい。合成したものをリアルタイムでzoomに配信したい。でも、自分の姿がじゃまになるのはいや。」という状態でした。これらを一つ一つ潰しておく必要がありました。これらをひたすら潰し、現状は以下のようなところまで進化できました。まだ改善の余地はありますが、このやり方であれば、自分の弱点もある程度補完できます。私と同じような悩みを持つ講師の方もいると思います。そういった方であってもオンラインで戦える状態。こういった状態が作れれば、まず研修で効果的に講義をするという研修の基本のキを抑えることができるのではないかと思います。そして、私たちはようやくこの部分の困難を克服できましたので、計画に基づいて、次に進んでいきます。

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