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どうして「買取」の方が安いの?どうして「レンタル」の方が高いの?について

このところ、表題のようなご質問をいただくことが増えたので、
改めて当社のサービスを整理しておきたいと思います。

当社のサービスの提供形態には「レンタル」と「買取」があり、
その別は商品によって決まっています。
レンタルができて買取もできるものは、わずかな例外(追って、リンクを作らせていただきます)を除いてありません。

このため、レンタル型の商品から選べばレンタル、買取型の商品から選べば買取となるのですが、
お客さまの受ける価格帯の印象として、
●レンタル<買取
があるようです。
確かに自分がお客さまでも同じ感覚です。

だからか、買取型の商品をもっと安くしたいからレンタルできないか。
もしくは、レンタル型の商品が買取より高いのはなぜか。
といったご質問がでるようです。

実は当社のサービスの価格帯は逆なんですね。
●レンタル>買取
なんです。これがなかなか理解されない。

全く異なるサービス設計のものを同列に比較するとそうなってしまうのかもしれません。
簡単にいうと、レンタル型と買取型は商品特性も違えば、その付帯サービスも全く違うんです。

買取型は最近試験的に始めたばかりで、説明が足りていないのかもしれません。
詳細を次項で説明いたします。

レンタルはフルサポート、買取はミニマムサポート

レンタルはどのようなものか

レンタル型の研修は、そもそも3-7時間程度と、
一般的な研修を代替するものとして作成しており、
また、15-24名程度が標準人数とした設定となっております。

長時間の研修を円滑に運営するのはそれほど簡単ではありません。
なので、そこをサポートできるように、ゲーム部分だけではなく、スライドや振り返りまでを含めて運用できるように、細かいマニュアルを作り込んでいます。
その内容を正しく運用いただくにあたっては、トレーナーズトレーニング(講師養成)を必要とします。
また、各社の研修の目的や時間に併せて、カリキュラム作成までをさせていただきます。
これらが初年度の付帯費用としてかかるため、初年度は講師派遣を外注されるのとさほど変わらない金額になります。

これらをまとめると、
●スライド:あり
●振り返り支援:あり
●トレーナーズトレーニング:あり
●マニュアル:あり
●カリキュラム作成:あり
●想定対象者数:15-24名程度/クラス(※ファシリテーター1名)
となっています。

買取はどのようなものか

逆に、買取型の研修は、最短1時間程度の気軽にできるゲーム群です。
もともと、当社の「ずっとも」というサービスで提供した商品を「後から購入したい」という方向けに
開始した提供形態となります。(このため、「ずっとも」のサービス設計がそのまま適用されています)

ただし、気軽にできるゲームということは、使いみちも様々だということです。
ゲームの前には講義をしていただいても構いませんし、終わったあとには振り返りをすることをおすすめしますが、
それらの全てについてこちら側でスライドを用意することはできません。

このため、基本的に、スライドや振り返りは付属しないミニマムサポートという商品設計にしています。

このため、各社がスライドを作成する際のエイドとなるものとして、
レンタル型にはない、「デザイナーズノート」を提供しています。

デザイナーズノートでは開発背景や設計思想、マニュアルもゲーム部分の進行だけを記載した簡易マニュアルを作成しております。

なので、それ通りに進めれば、(講師がおらず参加者のみであっても)標準的な運用はできますが、
各社にあわせた運用については、ご担当の方にお任せしており、
その分、大幅に価格を抑えて提供しています。

これらをまとめると、
●スライド:なし(リソースはデザイナーズノートとして提供)
●振り返り支援:なし(リソースはデザイナーズノートとして提供)
●トレーナーズトレーニング:なし(必要あれば別途料金)
●マニュアル:なし(ゲーム部分の簡易版のみ提供)
●カリキュラム作成:なし(必要あれば別途料金)
●想定対象者数:4-5名程度/テーブル
となっています。

単純に単年度の額を同じ程度の人数で実施した場合に比較すると、
買取は3-5倍程度のコスパが期待できると思います。

逆に、そのコスパでご提供する以上、レンタル型と同じフルサポートは別料金となってしまいます。
その点では買取型は、ご自身で研修設計ができる社内講師の方に向いているといえます。

これが金額的な逆転の背景です。

この点につきましては、上述の通り、当社の買取型商品が、元々「ずっとも」と呼んでいるサービスに付随した商品群で、
「少人数」「短時間」で定型的に実施するものとしてスタートしており、
終日の研修や、講義や振り返りもいれた形での実施を想定していないことによるものです。
あくまでもゲームの素材のご提供であることをご存知いただいている方々にはご理解いただけているようなのですが、
逆に、新しく当社をご存知いただいた方には奇異に映るようなので、改めて説明させていただきます。

買取でかつフルサポートを受けたい場合どうするか

買取型の商品に対しても、スライドを作って欲しいといった声や、トレーニングを行ってほしいという声もあります。
こちらについては、別途オプションとして提供することもできます。

また、研修設計の基礎について学ぶ場をご用意しました。
ゲームを使った研修の基礎を学びたいという場合は、ぜひご参加いただければ幸いです。

なお、買取型のラインナップについてのサポートのご要望は極めて多くなっており、
5万円という価格に対してフルサポートをご要望されるお客さまが多いのが実態のようであれば、
今後は買取の形式を中止し、サポートも含めたサービス・価格設定とするか、定額制のサービスへの変更も検討しております。

(2021.10.18 追記)
当社の商品の提供形態がすべてレンタルになりました。
詳しくは下記プレス情報をご覧ください。
https://www.kaleidosolutions.com/news/2020/06/003/integration2

PS.本投稿が、2020年の初投稿になってしまいました。今年もよろしくお願いいたします。昨年末から「だ・である」調を「ですます」調に変えました。

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