ピークエンド効果を研修で使う | ビジネスゲーム研修で人材育成を内製化 | カレイドソリューションズ

お問い合わせはこちら

代表コラム

COLUMN

ピークエンド効果を研修で使う

ピークエンド効果という心理学用語があります。

詳しい解説は専門の方にお任せしますが、簡単に言うと、印象は以下の2つで決まるという考え方です。

  1. ピーク:最も良かったとき
  2. エンド:終わるとき

 
この考え方は、比較的生活に根付いていて、

  • ピーク:「思い出補正」(よかった時期のことを実際よりも課題によく評価してしまう)
  • エンド:「終わり良ければ総て良し」

など、部分的には格言になっているので分かりやすいのではないでしょうか。

この考え方ですが、応用範囲はかなり広く、例えば。。。

恋愛や人間関係にも言えます。そして、同様に研修にも言えるんですね。

例えば、今は新入社員研修も大詰めの時期です。

研修後は、人事の手を離れて現場に配属される際に、新入社員から「良い研修だった」と言ってもらいたいですよね。

この印象がこの考え方で少しコントロールできるというと興味を持てるでしょうか。

1日間の研修であれば、

  1. 最も盛り上がる(基準は様々あります)瞬間
  2. 終わりの締め

 
でしょうし、1か月などの長期の研修であれば、

  1. 最も盛り上がった日
  2. 研修最終日の締め

 
などをきちんと設計すると大きく印象が変わるのです。

大きな枠をデザインしつつ、小さな枠をデザインすると、研修の「印象」は飛躍的に良くなっていきます(実態の良さとは別物です)。

ゲームを使った研修を作るときは、これがうまくいくように設計します。

ドラマと同じく、ずっとクライマックスでは抑揚がなくなってしまいます。

そうなると、良い点が目立たなかったりもするので、なかなか難しいものです。

人気のコラムBEST5

コラム カテゴリー別

コラム 年別アーカイブ