年始のご挨拶(2012年) | ビジネスゲーム研修で人材育成を内製化 | カレイドソリューションズ

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代表コラム

COLUMN

年始のご挨拶(2012年)

明けましておめでとうございます。

本年も皆様にとって、幸多き年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。

当社は第5期を迎えることとなりました。

年始ということで、昨年の活動の振り返りと今年の活動の予定を一旦整理してみることとします。

昨年の活動を振り返って

4期目ということと、コンテンツが色々と揃ってきたこともあり、昨年は新しい3カ年計画の1年目という位置づけの年でした。

昨年立てた計画の振り返り

勉強会の開催:以下の勉強会を開催しました。

2011/1-3定量分析勉強会
2011/4プラットフォーム戦略勉強会
2011/1-アナログゲーミング研究会

昨年開発したゲーム群のプレスリリース:以下のコンテンツをリリースしました。

シンセサイザー
モチベーションマジック(サンケイビジネスアイに掲載されました)
ムチャブレイク
シンセサイザー:version2
コーヒーブレイク:管理会計版
トナリノココロ:3テーブル版

社員採用

紆余曲折はありましたが、心強いメンバーに加入頂きました。

コンテンツの世界展開

トナリノココロの中国語化
財務系のコンテンツが各国語化

プロデュース業へのシフト:個人的ミッションですが、形になりました。

代理店営業ゲームの開発

書籍の出版

こちらについては未着手ですが、そろそろ書きたいことが整理できてきたので、そろそろです。

アライアンスの強化

こちらは、カレイドソリューションズで実施するのではなく、別会社として実施することにしました。そのための新会社「マイラーニング株式会社」を12月6日に設立しました。

ついに「フリー」に乗り出す

年始の体験会で、「ヨシノミクス」をフリーで配布します。体験会でゲームの優勝賞品に「ムチャブレイク」を配布しました。

一般配布は、もう少し先になりそうです。

分社化

上述の「マイラーニング株式会社」を12月6日に設立しました。

今後、部分的に頂いていた弊社への出講依頼、採用の案件、コンテンツ開発の案件は、マイラーニング株式会社にシフトする予定です。

財務分析ゲーム(パースペクティブの続編)の開発

財務分析のコンテンツ開発を行ないましたが、ゲームにはしませんでした。ゲーム部分は、残タスクとして残しています。

以上が、昨年の目標に対する結果です。昨年内に終わらせるというつもりがないものが大半でしたが、図らずも大半を終えられてしまったので、少し驚いています。

取り組み

今年は、色々な発展的活動が出来ました。

上期は時間を割いて大学で意思決定科学・ゲーム理論・情報の経済学・管理会計について学習を行ないました。また、アイデアプラントの石井さんとラーニングプロセスの矢吹さんの主催する「アイデア創発ワークショップ」に参加し、アイデア発想の技法について学びました。

東京大学のゲーミング研究会の皆様と、”Game×Learning×job”を開催し、弊社”para-dice”が利用され、メディアにも取り上げられるなど大盛況でした。

シンメトリージャパンの木田さんの主催する「マネー・カレッジ」に弊社の「コーヒーブレイク」と「パースペクティブ」が正式採用され、多くの方々に広がる場が増えました。

早稲田大学の福山佑樹さんと組織市民行動ゲーム「もそドラ(仮称)」を開発し、ワークショップを実施。また、その内容は論文となり、人材育成学会で発表されました。また、その論文には私が共同研究者としてクレジットされると同時に東京大学の中原淳准教授にも共同研究者として参画頂きました。

研修業界で最高水準の全額返金制度を開始しました。これは、研修業界に風穴を開けられる取り組みだと思います。

タイワハウスの対話の学校にて、弊社コンテンツが採用され、定期的にゲームが実施されることとなりました。

メンバーへのコンテンツ体験の場の提供の意味もあり、体験会をかなり無理して実施しています。体験会では、冒頭に解説をいれるのですが、この解説を整理することで、弊社の各コンテンツと社会的意義が整理されてきました。

反省

もちろんうまくいったことばかりではありません。大きく分けて4つの失敗がありました。

まずは、採用の失敗です。弊社は毎年開発案件が入ってしまうと、営業活動がストップする環境にあり、一昨年は1年間全てを開発に費やしたために今年は採用活動を最重要のミッションとしておりました。4月に採用したメンバーが諸般の事情により、繁忙期を目前に予期せぬ離脱をしてしまったため、今年も昨年と同じく繁忙期に営業活動ができず、経営計画が1年遅れることとなり、同時に売上面でも大きな影響がありました。ただ、年末に強力なメンバーに参画してもらい、来年は大きく飛躍できそうな感じがしています。

次に、上期は、インプットと挑戦的な案件を実施する期間とし、いくつか手弁当で開発を請けようと思ったのですが、その開発が繁忙期に重なってしまい、マンパワーが足らず、いくつもお仕事をお断りすることになってしまいました。こちらも売上面で大きな影響があったと思っています。ただ、これまで工数想定が甘かったことがわかり、長期間のテストが必要な案件の性質が明確になったので、非常に良い経験となりました。

3つ目に、上記の案件に手間取っていたために、同時進行だった関係の取れているお客さまとのお仕事で仕様の詰めが甘く、結果として、双方に負担のかかる結果となってしまいました。最終的には、エンドユーザー及びお客さまにとって大満足の結果となりましたが、当社としては大きな不満が残る結果となりました。一にも二にも仕様だと考えていたにも関わらず、そこを甘く見ていたのは自分の甘えだったと反省です。

最後に、何も起こっている訳ではないのですが、顧客の担当交代と共に、大きく疎遠になることが起こってます。これもひとえにマンパワーの不足が原因でした。

今年は、人材強化が最重要課題だったので、その失敗・遅れがかなり大きく影響したと思っています。

また、パッケージコンテンツは、結局のところ、開発案件ドリブンで進むことが多いので、開発案件を定期的に受注しないとパッケージの開発も進みにくいことが分かりました。

ざっとこんなところです。長くなってしまいましたので、今年の抱負等については、後日更新いたします。

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