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利益意識の謎

よく、「利益意識を持たせたい」とご相談を頂くことがあります。

なんとなく感覚では分かるのですが、具体的に、利益意識を持つと、具体的にどういう行動になって表れるのかと問われると、どうにもよく分かりません。

このため、あくまで1つの考え方ですが、「利益意識」を分解して考えました。

利益を意識するためには、まず、利益という概念を明確にする必要があります。利益は、「売上ー費用」で表されます。

このため、売上と費用を同時に意識することが利益意識といえると思います。とすると、売上意識とコスト意識と言い換えられそうですが、これも上述のように釈然としません。

このため、もう少し分解して考えて見ました。

まず、費用は、管理会計的には変動費と固定費の和です。なので、変動費と固定費を意識するといえれば、大分行動が見えやすくなりました。

次に、売上ですが、これについては、何通りも分解方法がありますが、もっとも簡単なのは、単価×販売数かなと思います。なので、販売価格を意識することと、数を売ることを意識することが、売上意識なのではないかと考えました。(別に、マーケットサイズ×自社のシェアでも何でもよいです。)

この考え方から、利益意識を持たせるビジネスゲームを作ったことがあります。それが、「コーヒーブレイク」です。

コーヒーブレイクは、客単価が市場によって多少変動し、販売数は、一定時間の中で回転数を上げることによって得られるゲームです。商談には変動費を伴い、損益計算時には固定費がかかってきます。

このように分解すると、簡単にゲームができてしまうことがあり、同時に「利益意識」のような漠としたテーマにも対応できるシンプルなゲームができることがあります。

PS.シンプルすぎて、体験会などはやっていなかったのですが、1月末についにこのコンテンツの体験会を実施する予定です!

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