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「笑顔」という言葉の魅力

ニュースのテスト

先日、学生を相手に開発中のゲームのテストをしているときのこと。

めでたく勝利を収めたチームに対して賞賛する場面がありました。

ゲームの内容的に、「勝利すること」イコール「多くの顧客の笑顔を獲得する」とも再定義できたので、

「優勝した○○さんは、もっとも多くのお客さまの笑顔を獲得できました!」

と賞賛の言葉を贈りました。

すると・・・

その子の顔が「ぱぁっ」と明るくなったのです。

普段のテストプレイでは、勝利したといっても、そこまで明確に表情が変わることはあまり多くありません。

これって、この子の属人的なものなのかな。。。とか色々と考えているときに、手元にあったホリエ本を読むと、こんなことが書いてありました。

ちょうど橋本龍太郎さんが首相のころで、みんなが笑顔になれる社会をつくりたいとか何とかって・・(略)、やっぱり笑顔っていうのがキーワードらしいんですよね。笑顔、助け合いみたいなのが。

新・資本論 僕はお金の正体がわかった 堀江貴文

 
うーん、最近の学生の特徴って、あまり深く考えたことがありませんでしたが、「笑顔」って響くんですね。私なんかは自分が草食系だという自負はあるのですが、学生時代は「競争」で勝つことと限りなく嬉しかったと思います。

でも、「笑顔」っていうのも今の若者の心をつかむためには大切な要素なんですね。

本質的には、笑顔だけではよくないのはわかるのですが、若者の傾向として、「社会に貢献したい」とか、「お金を稼ぐだけではなく、他人の役に立っている仕事をしたい」というのが、如実に統計にでていることは知っていたのですが、その統計結果が事実だということが、自分の目で確認できました。

採用活動上でも、これってとても活かせそうで、「うちの会社は、こういう仕事をしているんですが、実は、、、こういう形でお客さまに届いて、笑顔が提供できているんですよ」というのが、明確にいえる会社は強そうです。 (もちろん、本当に欲しい学生はこういうタイプではないという声もありそうですが、欲しい学生たちも同じ世代を生きてきているわけですから、訴求する可能性はありそうです。)

いつも採用案件をやらせて頂くときには、欲しい学生のターゲット設定やときにはペルソナ設定をしていますので、そこに少し新しい要素が加わったように思います。

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