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ウェビナーとミーティングはどう違うか(後)

オンライン研修といっても種類が色々とあるということで、ウェビナーとミーティングの違いことを前回からzoom体験記として書き始めました。

今回は、「ミーティング」について書きます。

▼ミーティングの良いところ

個人的に、すごいと思ったのはミーティングでした。ミーティングは複数名でやろうと思うと時間制限があるので、そのリミットを外すための契約は必須でした。(あとから知りましたが、円払いと米ドル払いで金額が違い、後から変更はできないんですね。)

これを用いると、数十人という規模でも顔を見ながら研修ができます。なんとなく、いつも登壇して参加者の顔をみながらやっている感じと近いものがあり、こちらの方が研修で登壇しているっぽさはありました。(その際、参加者にミュートを依頼するなどの細かな事前準備は必要です。)

また、グループワークができるブレイクアウトセッションも魅力でした。一度、ブレイクアウトセッションになると、そこでの議論は中に入らない限りわからないですが、研修でも実際講師が近づいてくると話す内容は多少影響を受けるものですので、その点はさほど変わらないのかなと思いました。(ただし、完全に安全な空間になってしまうので、参加者にその時間の中でのアウトプットをあとから共有してもらうといった雑談にならないための工夫は必要かもしれません。)オンラインで小集団活動ができると思っていなかったので、個人的には驚きでした。

▼再利用性について

ウェビナーであってもミーティングであっても、動画は録画することができます。クラウドやPCに録画できるようです。録画した内容は編集して各種システムにアップして再利用できますが、その際には双方向性のないウェビナー型で撮影したものの方が使い勝手はよいかもしれません。

なお、5時間くらいの研修を録画すると、1GB弱の容量になってしまいます。友人たちに聞くと、都度ダウンロードして大容量を契約しているクラウドに移したりしているようでしたが、それはかなり煩雑さがあるように感じました。たくさん撮り貯めて再利用していこうと思うと、多少のコストはかかっても追加容量は必要なのではないかと思います。

両方を比較してわかったことは、自分たちがやっていることが世の中の全てではないということです。世の中には、様々な発信の形があり、手段もそれぞれということがわかりました。オンライン研修をやってみて、ユーチューバーや生主といわれる人たちがどんな気分でやっているかが少しわかりました。今後、当社は体験型研修ではウェビナーを使うことは少ないと思いますが、一方通行型の講義や体験会の代替手段としてウェビナーに魅力を感じています。今後の課題は、既存のラーニングツールとの併用ですね。

こうした新しいものを使って学んだことを活かして、35年来の友人とzoom飲み会をして、「楽しい」という感触を持ちました。今後は「興育のランチ会(クローズドで開催している人材開発担当者の交流会「興育の会」のランチ版)」、「ユーザーランチ会」なども企画してみたいと思っています。

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