ビジネスゲーム研修で企業内人材育成の内製化を支援 | カレイドソリューションズ - 新型コロナウイルスの影響を踏まえた今後の当社の動きについて

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代表コラム

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新型コロナウイルスの影響を踏まえた今後の当社の動きについて

新型コロナウイルスの影響で、集合研修を営む会社全体に大きな影響がでています。そしてそれはツール提供を営む当社にも当然に影響を及ぼしています。

ゴールデンウイーク明けに緊急事態宣言が解除されるのかどうかということすらわからず、全く計画が立たない状況にあります。こうした中で、よく聞くようになった単語は「プランB」「オプション」です。今後、どのようになっても対応できるように、私たちもある種のコンティンジェンシープランに基づいて、複数の場合分けをしながら、どちらに転んでも事業継続がしていけるようにプランを練っておく必要があります。

現状は、学びの場が損なわれている!

最もあってほしくないけれども、可能性が高まっている未来は、今後も自宅待機などが長期的に継続したり、外出できるようになっても集合を避ける未来です。私たちは、「あらゆる人に良質な学びの場を」という理念で仕事をしています。ビジョンとしても「マス・カレイド」を掲げ、ゲーム・非ゲームという線引きを超越するという宣言をしています。しかし、今は、学びの場の質が大きく損なわれている状態に見えます。昨日、日経新聞にも取り上げていただきましたが、自宅待機の新入社員たちにどうやって学びの場を届けるか。そうしたことを考えていかなければなりません。

月初からの社内での喧々諤々の議論を踏まえ、私たちは、まずは損なわれている学びの場に対して、迅速に手が打てて、インパクトの大きい分野に絞り込んで事業を進めていくことを決めました。

ゲーム研修のオンライン化には直近は取り組みません

では、何に取り組むのかという点ですが、お客さまからご要望の多いのは、ゲーム研修のオンライン化です。これはとてもやりたいことです。今に限らず、以前から取り組みたいことの一つとしては掲げており、検討はしていましたが、そのままオンライン化できるものはないことがわかりました。こうした実態を踏まえ、諸々検討した結果、ゲームのオンライン化は当面受託しないと意思決定し、社内にも強い方針として指示を出しました。

私たちには、制約があります。時間・人手・キャッシュ・技術等の制約の中でできることは限られています。お金を出してでもという声があることは承知しています。しかし、一つのオンライン化の作業を行う人手・時間を鑑みると、数ヶ月かけて1つか2つのオンライン化を行うので精一杯です。ゲームのオンライン化にはルールの変更などを伴います。ゲーム開発では、少しのルール変更も全体に及ぼす影響が大きく、少なくとも2ヶ月かかるのが通例です。特に、ノウハウのないオンライン化は、想定できない事象も含めて考えるともっと長期化するでしょう。そうなると、いくつかのオンライン化を行うだけでコロナ禍は収束してしまうかもしれません。その間、学びの場を届けられない状態になるのは理念に反すると考えました。

多くの方は、当社はオンライン化に進むと思われていたのではないでしょうか。確かにその通りですし、私も当初はこの選択肢もなくはないと考えていたのですが、「当面」というところでは一旦除外しました。
ちなみに、onlineと呼んで良いのかはわかりませんが、「イエナイヨ-管理職版-」はlineスタンプでご経験のある講師の方であればできるようになっています。

開発も当面は行いません

次に、当社では、ビジネスゲームのパッケージ提供、共同開発したコンテンツの共同開発先による提供を中心に行っており、その背景には過去に行ってきた各社へのオリジナルコンテンツの開発があります。ビジネスとしては、開発に絞るのもありだと思います。しかし、上記と同じ理由で、開発であれば、数社に対して行うのが精一杯です。とても「あらゆる人に良質な学びの場」という状態に近づける気がしませんでした。このため、現在進めている開発は全て停止することにしました。

ゲームに次ぐ強みとは何か?

ただ、そうすると、何をすれば私たちがお客さまのお役に立てるのでしょうか?集合できないと何もできない、そう考えてしまいそうにもなりました。

ここで、一旦、当社の考え方を改めて書かせてください。当社は「ゲーム研修」の会社ではないということです。マーケティング上の理由から、「ゲーム研修」が前に見えるようにしていますが、お付き合いの豊富な会社さまであれば、そこではない強みを購入いただいていることをわかってもらえているのではないかと思います。ゲームに次ぐ強みとして2つのものがあると思っています。

まず、ゲーム研修に付随する「講義用のスライド群」です。もちろん、コンテンツによって力の入れ具合は異なるのですが、レンタルのものについてはパッケージであることから得られた顧客のフィードバックを反映することを繰り返していますので、手前味噌ではありますが、ある種の集合知となっているものも多く、単体でも十分に高水準だということで、たまにゲーム抜きで購入できないかという相談をいただくものもあるほどです。(あくまでゲームは講義内容を反復したりすることで定着させたり、実感させたりするものです。講義とゲームは両輪ですが、それぞれ単体でも力があるのです。)

もうひとつが、「ずっとも」シリーズを開発する際に、整理した「概念図」です。概念図を見て、「概念整理だけで貴重なノウハウだ」といっていただけることが多く、「ずっとも2ndシーズン」のコンテンツ群の「段取りチキン」「13Goals」「fb職人」などは概念図を実装しており、価値を感じていただけています。こうした独自のノウハウについてはこれまでさほど発信してきておりませんでしたが、今こそがまさにその発信が生きるときなのではないかと思っています。

ウェビナーを積極的に行う方針を打ち出します!

こうしたノウハウをウェビナーで発信していく方向性です。まずは人材開発担当のみなさまにウェビナーの形で参加いただき、社員に提供する価値があると評価いただければ、オンライン研修の一つとして導入いただくやり方をまずは進めたいと思っています。

大きく分けて3つの短時間セミナーを高い頻度で開催していきます。
①人材開発担当者向け「講義+コンテンツ説明(ダイジェスト)」(無料)
②人材開発担当者向け「コンテンツ説明会」(無料)
③社員向け「講義」(有料)

①については、②で行う内容のダイジェスト版です。こちらは聞くだけで人材開発担当者の勉強になる場を作ります。また、講義部分は紐づくゲームがありますので、ポストコロナを想定し、短時間でコンテンツ紹介をさせていただきます。
②はこれまでやってこなかったのですが、コロナの時代になってオンラインで説明を聞いていただける環境がようやく整いましたので、直接コンテンツ説明をしてほしいというお客さまに向けて体験は叶いませんが、説明会をしたいと思っております。
③は社員の方々向けの研修です。初回はリアルタイム、二回目以降はウェブ配信となると思います。

それぞれ講義部分だけであれば1時間程度のものになります。

もちろん、これらの取り組みを皆様から受け入れていただけるかはわかりません。ただ、「当面」はこの方針から決してブレないことを、お客さまに公開し、かつ今月頭からこの議論に付き合ってくれたメンバーに改めて発信することでまずは前に進んでいきたいと思います。

前提となるのはパラダイムシフト

最後に、少しだけ補足させてください。当社が2018年から「ずっとも」という事業を開始したのは、研修の時間が短時間化するというパラダイムシフトを実感したからでした。残念ながら、2019年までの二年間で「ずっとも」は中断してしまったのですが、ポストコロナ・ウィズコロナの世界では、少人数・短時間・現地化(=在宅も含む)が前提となります。今回の黒船来航で、大人数が長時間集合してイベント的に研修をするのが旧パラダイムで、別にそれにこだわらなくてもよいとわかってしまった。外出自粛が解けた場合に旧来型の研修に戻る部分も多いでしょうが、今後は、テレワークとオフィス勤務の人が一緒に研修を受けたり、業務の隙間に必要な学習をアダプティブに行ったり、ブレンディッドラーニングがどんどん増えていくでしょう。ビフォーコロナの世界から不可逆な変化だと捉え、まさに「カレイド」な「ソリューション」を提供するための機会としていきたいと思っています。引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

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