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人口密度が満足度に影響を与える

人口密度が研修の満足度に影響を与える

研修の場のデザインで、参加者の人数と会場の大きさは、成否に影響を与えます。

大会場で参加人数が少ない場合、会場を暖めるのはとても難しく、逆に小会場で参加人数が多い場合は、不満の声がでることもあります・・・と、今日書きたいなと思ったのは、そういうことではありません。

ゲーム型の研修を行なう際に、「評価」をシステムに取り入れることがあります。これを使ったときに、人口密度がかなり満足度に影響を与えるんですね。

当社は評価のシステムを頻繁に使いますので、この知見が溜まってきています。

結論から書きますと、

  • テーブルの人口密度が少ないと、全員が評価されやすくなります。
  •  

  • 逆にテーブルの人口密度が高いと、評価されない人がでてきます。

全く評価されない場合、その人の研修への満足度は下がります。その満足度の低さはときに周囲に悪い影響を与えます。たまに別な方向への誘惑に駆られることもありますが、素材を磨くよりも不良品を取り除くことに目を向けてしまってはコンテンツが成長しませんから、提供側で調整します。

評価の仕組みをゲームに取り入れる際には、人口密度が甘すぎず辛すぎずになるように調整をします。

当社のとあるゲームでは、16名の場合に6テーブルを標準としています。これは、テーブルの平均人数は2.5人です。少ないですよね。こう申し上げると、スペースがもったいないという話もときにでてきます。

そのゲームは、徐々に人口密度が高まり、最後は1テーブル8名位になることが多いですので、この程度の人口密度で開始するのが適切なのですが、この人口密度の考え方を事前にお話ししていないと、納品後にときに改善のために密度をあげるということが起こり、満足度の低い運用になってしまうことがあるんですね。

色々と面白いことがわかるのがコンテンツ開発の楽しいところですね。

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