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ストレスチェックの後は、3つのコーピングが効果的?

12月からストレスチェック義務化がついに走り始め、従業員が求めた場合は、面接指導やその他措置を講じなければいけないことになっており、よいやり方を検討している会社も多いようです。

先般、ビジネスゲーム「モチベーションマジック」「解決昔話」の体験会を実施した際に「コーピング」の観点からゲームの解説を行ったところ、分かりやすいというお話を頂きました。ご存知の方も多いと思いますが、コーピングとは対処法という意味で、メンタルヘルスやストレスマネジメントではよく使われます。

コーピングには3つの種類があります。一つはストレスを引き起こしている問題そのものの解消に取り組む問題焦点型のコーピング、もう一つは、ストレスを感じている自分の感情に対処する感情焦点型のコーピング、最後は問題そのものを否定し、頭から追い出す回避型のコーピングです。

一口でコーピングといっても、種類毎にやり方が異なり、このそれぞれのやり方を学べば、ストレスに強い人材が育てられます。まず、人は気持ちが落ち込んでいる状態では、問題解決に取り組みにくいものです。よって、まず感情面をコントロールする方法論を学ぶことが有効です。「モチベーションマジック」は、ストレスを受けたときに、気持ちの切り替え方を学ぶことで、感情を前向きに切り替え、問題から焦点をずらす方法を学べます。しかし、自分の感情を切り替えるだけでは、ストレスの原因はなくなりません。よって、ストレスの原因に働きかける必要があります。

問題解決を扱う「解決昔話」は、問題の解決方法を学習するのと同時に、自分の問題が他者から問題として扱ってもらえない仕組みを学べます。さらに、問題の解決策がわかっても、組織の問題は他者の協力が欠かせません。協力を得るには、自分の考えを相手に伝える技術が求められます。アサーションという技術が学べる「イエナイヨ」は、自分の考えを伝えることで、物事がうまく回ることを体験できます。こうして、ストレスコーピングは実はゲームで楽しみながら反復訓練できるのです。

先般、上記3つのコンテンツをバンドリングした「ストレスコーピングパック」をリリースしました。まだリリースしたばかりですが、事前にご案内していた企業様からは好評です。弊社の人気コンテンツがセットになっているというのも大きいとは思いますが、やはりこうした問題に頭を抱えているところもあるからではないでしょうか。

既に医師と面談が必要な段階の方々には研修は有効ではないかもしれませんが、未然に高ストレスになるのを防ぐという点では非常に効果的なコンテンツだと思います。

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