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解決昔話の想定顧客がズレていた話

最近、コンテンツの位置づけに悩むときがあります。当社の解決昔話は、既に問題解決研修を実施している会社での導入を想定し、既存の問題解決研修で実現できていない差を埋めることで問題解決研修をより効果的に実施できるようになるツールです。
なので、研修の扱う範囲としては、知識領域を単純化して理解するために要諦をざっくりと学べるように作ってあります。ゲームの強みとしては、「全体像の理解」に焦点があたっており、弊社のコンテンツでよくとりあげる「反復訓練」による技能の習熟をゴールとしていません。
このため、解決昔話は、当社のコンテンツ群の中での立ち位置が特殊です。”できるようにする”のではなく、”わかるようにする”ことが主眼となっています。
ただ、当社のことをよく知るお客さまからすると、”できるようにする”がゴールに見えてしまうようです。
当然、研修参加者はできるようになることを期待して研修に参加しますので、解決昔話だけでは不十分です。このため、解決昔話を実施した後には、ケーススタディなどを実施して、実践とフィードバックを行い、解決昔話に足らない反復の部分を補うのが理想的です。冒頭に記載したように当初の想定では、この部分については既に企業はツールを持っているだろうから当社が車輪の再発明をする必要はないと考えていました。
ただ、現実には問題解決研修を実施しているお客様ばかりではなく、後工程にあたるケーススタディをお持ちでないなどの理由で、反復訓練ができないこともあるようです。その場合、解決昔話だけを実施して終わりとなり、物足りなさが残ってしまいます。
この点が最も悩ましく、ケーススタディまでを含めて教材とし、実施時間を1日間とすることが望ましいと感じています。ただ、やはり自分としては車輪の再発明はしたくない。ここを埋める方法は何かないだろうかと考えています。

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