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「厳しい講師」で成果が上がるんでしょうかね?

「厳しい講師がいい、うちの社員は厳しくないとだめなんだ」というお話を年に数回聞きます。

このお話を聞くたびに、「北風と太陽」の話が頭をよぎります。

研修の参加者を旅人に見立てて考えてみましょう。

どれだけ厳しい北風を吹きかけても、旅人は身を縮めてしまうばかりです。

逆に、暖かい太陽は旅人は自然とコートを脱ぎます。

厳しい講師にすればするほど身構えてしまう気がしてなりません。

私も登壇するときは、笑顔を投げかければ投げかけるほど緊張がほぐれて発言が増えていきます。

X理論の人間観で、

「当社の社員はダメだから厳しくすべき」

と社員を扱っているように見えてなりません。

世の中は大分変わってきています。

それに対応するために、管理統制や指示命令のいわゆる「厳しい」マネジメントではない指導方法として、コーチングやら何やらを研修しているのではなかったでしょうか。

求める人材像にも、自主とか自律とかいう言葉は踊っていないでしょうか。

にも関わらず、研修には「厳しい」を要求するのは何か矛盾しているように感じます。

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