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ビジネスゲームで恐怖体験!?

先日、メンバーから「ホラーストーリー」という言葉を聞きました。

「ホラーストーリー」とは「このままいくとこんな風になっちゃうよ」というこわーい話をすることです。日常生活だと、生活の破たんや病気などを恐れる人は多いので、人はそれを回避するために動いてしまいます。BtoC向けにはホラーストーリーは良く使われていますね。恐怖で人を動かす方法がホラーストーリーだといってもよいかもしれません。

よく考えてみると、ビジネスゲームは、「罠にはめることで罠の存在を認知させる」ツールだったりもするので、半分くらいはこの用途だと思います。

例えば、当社で昔作ったキャリアのゲームは、

  • 目先の仕事もきちんとやらないと出世できないよ
  • 目先のことばかりやっていても出世できないよ

というシステムを強烈に印象付けます。完全にホラーストーリーです。

経営シミュレーションもだいたいこんな風にやると会社が潰れちゃうよというメッセージを含んでいるものが多いです。その他も反復訓練するもの以外は大半がそんな用途にも使えそうです。

もちろん、ゲームでは参加者は「魔法円」に入っていて、それがゲームだと認識しているので、そこまでシビアでないのですが、改めてゲームを使って「最悪のシナリオ」を考えさせる意味深さを感じました。

ちなみに、危機感をあおる広告は、一瞬は効果があるけど、長期的には逆効果だといわれます。確かに多くの人は自分にとって不都合な話は好まないので「あの会社と関わると怖い気持ちになる」という印象になるのでしょう。たまに、ホラーストーリーで書かれている提案書を見ることもありますが、危機は認識するものの気分が良いとはいえません。

ホラーストーリーは使い方ですね。程度の問題だと思うのでさじ加減が大切です。このバランス感覚を失わないようにしなければいけないですね。

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