ゲーム研修「パースペクティブ」の実施方法アップデート(リモートを中心に) | ビジネスゲーム研修で人材育成を内製化 | カレイドソリューションズ

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ゲーム研修「パースペクティブ」の実施方法アップデート(リモートを中心に)

当社では、これまで「この方法であればできるよ」という方法論を数々紹介してきました。これに対して、「○○というゲーム研修の場合どうなるのか」といった各論へのお問い合わせも社内外から増え、コンテンツごとに整理しておく必要性がでてまいりました。各ゲーム研修について整理できたらと思います。

第一弾は、最も問い合わせの多い財務研修「パースペクティブ」です。本研修は、昇進昇格の必須研修としている企業も多く、様々なバリエーションに対応してきています。各社で必要な環境が異なりますので、該当する部分を御覧ください。

1.リアル研修(オフライン)

こちらは通常通り実施できます。旧来型のものには影響は出ていません。変化としては、料金体系が変わったことと、発送や契約などのバックオフィス業務に当社もお客さまも時間がかかるケースが増えてきていることです。

2.リモート研修

リモート研修の推奨環境はすべて「PC」となります。「タブレット」「スマートフォン」での参加は強い非推奨としております。また、オンライン実施の場合は、研修の冒頭に「知財」に関する説明・同意が必要です。また、環境が異なりますので、使用許諾書の内容もこれまでと異なっています。

2.1講師は遠隔、参加者は全員が同じ会場に集合、もしくはグループごとに集合

講義部分とゲーム部分に分けて説明します。
講師が近くにいないため財務諸表のエラーのチェックが難しいという点に
目をつぶれば実施は可能です。

2.1.1参加者用の教材を紙で配布する場合

研修室でプロジェクターで投影もしくは会議室等でパソコンに投影もしくは
一人一台のパソコンを持参して実施します。
研修室でプロジェクターで投影もしくは会議室等でパソコンに投影の場合、必ずしも一人一台のパソコンは必要ありません。
講義部分は画面共有の仕組みを用いて実施できます。
参加者は、手元の教材(ワークブックとテスト)に記入を行います。
ゲーム部分もルール説明を行ったのちは、通常と同じように実施します。
参加者は、手元の教材(ルールブックとワークシート)を参照して、適宜記入します。
ルールブック回収は行わず、研修最後にルールブックの廃棄を参加者に依頼します。

2.1.2参加者用の教材をデータで配布する場合

研修室でプロジェクターで投影もしくは会議室等でパソコンに投影して実施します。
一人一台のパソコンが必要です。
講義部分は画面共有の仕組みを用いて実施できます。
ただし、画面の制約などもあるため、講義を聞きながら記入を行うことができません。
ゲーム部分の教材のデータ提供は知財の関係で現時点では行っておりません。

2.1.3参加者用の教材をオンライン上の共同編集ツール等で使用する場合

研修室でプロジェクターで投影もしくは会議室等でパソコンに投影して実施します。
一人一台のパソコンが必要です。
講義部分は画面共有の仕組みを用いて実施できます。
ただし、画面の制約などもあるため、講義を聞きながら記入を行うことができません。
ゲーム部分の教材をオンライン上の共同編集ツールなどを用いて使用する方法については、検討中です。

2.2全員が遠隔

すべてパソコンで行います。一人一台のパソコンが必要です。
メインセッションとブレイクアウトセッションを併用して行います。
こちらも講義部分とゲーム部分にわけて説明します。

2.2.1教材を紙で配布する場合

講義部分は画面共有の仕組みを用いて実施できます。
参加者は、手元の教材(ワークブックとテスト)に記入を行います。
ゲーム部分はルール説明を行ったのちは、ブレイクアウトセッションで実施します。
参加者は、手元の教材(ルールブックとワークシート)を参照して、適宜記入します。
講師が近くにいないため財務諸表のエラーのチェックが難しい点は上記と同じです。
更に、ブレイクアウトセッションではグループで話し合いながら行いますが、
2.1.1とは異なり、お互いのシートを参照し合うことができません。
ただ、旧来型のパースペクティブでは参照しあえてしまうために、書かない参加者が
出ることもありましたので、参照できないことは必ずしもネガティブではありません。
なお、紙資料の配布は、拠点で行う場合と宅配の場合がありますが、拠点に出社時に行うケースが多いようです。
ルールブック回収は行わず、研修最後にルールブックの廃棄を参加者に依頼します。

2.2.2参加者用の教材をデータで配布する場合

講義部分は画面共有の仕組みを用いて実施できます。
ただし、画面の制約などもあるため、講義を聞きながら記入を行うことができません。
ゲーム部分の教材のデータ提供は知財の関係で現時点では行っておりません。

2.2.3参加者用の教材をオンライン上の共同編集ツール等で使用する場合

講義部分は画面共有の仕組みを用いて実施できます。
ただし、画面の制約などもあるため、講義を聞きながら記入を行うことができません。
ゲーム部分の教材をオンライン上の共同編集ツールなどを用いて使用する方法については、検討中です。

3.その他のバリエーション

現在は、ローカル参加とリモート参加を併用する「ハイブリッド」、1つの研修を複数回にわけて実施する「短時間複数回実施」。感染対策で少人数で実施する「少人数複数回実施」。また、これらの混合型などがでてきています。これらについては詳しくご説明させていただきますので、お問い合わせください。

いかがでしたでしょうか。感染症対策で様々なバリエーションが出ておりますが、できるだけ細かく書かせていただきました。ご質問等があればどんどん追記していきたいと思っております。

【参考資料】

▼当社のファイルの共有方法について
https://www.kaleidosolutions.com/member_column/2020/09/004/cloudstorage

▼オンライン研修でのパソコン操作
https://www.kaleidosolutions.com/column_member/2020/09/001/pc

▼オンラインに関する各種用語の整理
https://www.kaleidosolutions.com/column/2020/06/006/seminar-report

▼講義のオンライン化のパターンとゲームのオンライン化のパターン
https://www.kaleidosolutions.com/column/2020/04/004/pattern

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