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管理職は管理を失ってから何をするのか?

管理職にむけた研修が行われています。

「管理職研修」は扱う領域の幅が広く、これまでその幅の広さから考えを深めてきませんでした。

先日、面白い文献を読みました。管理職以上の経営側に属する人たちの仕事に関するものです。

管理職以上の人の仕事はこれまでは管理と意思決定が渾然一体としていたが、”管理”の業務の一部が基幹システムなどによって代行されるようになり、分離する傾向が顕著だというのです。

それを読み、機械化の波が管理職以上の人にも訪れていると感じました。

確かに、この10年のICTの進展で、その機能をSFAなどの基幹システムに譲ってしまいました。

管理の機能がなくなった結果、管理の5機能と呼ばれる計画・組織・指揮・調整・統制の大半を管理職は失っています。

では、今日的な管理職の仕事とは何かを改めて考えると、機械化できない「意思決定」と「コミュニケーション」ではないでしょうか。

しかし、現実には、弊社が商談をさせて頂いているお客様の課題を概観すると

「管理職のコミュニケーション」

を挙げる方は多い一方、

「管理職の意思決定能力」

を挙げる方は稀です。

逆に当方から「管理職の意思決定能力」を挙げると、お客さまから「それは気づいていなかったけれども課題」というお声も出るのです。

「なんとなく決めている人たち」は多いように感じます。

このような意識からか、某大手企業では社長の号令のもとで全社員に意思決定教育をしていたり、個人レベルでは定量分析など意思決定に直結する学習項目が人気化していたりしますが、企業の管理職研修で意思決定要素を入れている例は上級管理職向け以外ではあまりないようです。

「管理職には意思決定は必要ない」と仰る方も多いですが、本当にそうでしょうか。

これまで研修の副次的効果と考えられ、フォーカスされてこなかった意思決定ですが、意思決定の質の差が他社と差別化するポイントの一つなのではないかと感じることが増え、フォーカスすべきと思う場面が増えています。

(本コラムは、2014年6月17日のメルマガを一部改訂したものです。)

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