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なぜ当社があえて問題解決研修「解決昔話」をリリースしたか?

そもそもなぜ問題解決を学ぶかが議論されることがあります。
私は、問題解決を学ぶ理由を意思決定から考えると分かりやすいと思っています。
ベストセラーになったカーネマンの「ファストアンドスロー」では、思考を2つのシステムに分類しています。
・速い思考(システム1):直観的・感情的
・遅い思考(システム2):意識的・論理的
経験則が通用した時代は、いかにスピーディに判断するかが求められていましたので、経験や直感を活用して判断を下す熟達者の専門領域でした。しかし、よく言われるように現在は昔ほど経験が通用しなくなってきています。こうした環境下ではシステム2が必要です。システム2は、意識的・論理的に判断を下しますので誰がやってもというと言い過ぎかもしれませんが、ある程度再現性があります。だから皆が問題解決を学んでおくとよいのです。
こうした理由から問題解決がビジネスに役立つのはよく分かります。私自身も問題解決を学び、自分だけが関わる問題には納得できる答えが出せるようになりました。問題解決の研修は、型が比較的定まっていて、どこの会社の問題解決研修にも軽微な差しかありませんが、確立した分野だけあって非常に学びの大きいものになっています。
ただ、当社がサービスとして提供しようと思うと、足が鈍ります。なぜなら、他社が十分に価値提供できているものに時間を投資しても車輪の再発明になってしまい、取り組みたい気分にならないからです。私たちのようなベンチャー企業が当社なりの付加価値が出せないものを出す意味はありません。このため、私たちは問題解決の研修を作ることに及び腰でした。
しかし、今回あえて問題解決のコンテンツとして解決昔話を作りました。これはもちろん気が変わって車輪の再発明をしようと思ったわけではありません。なんらかの付加価値をつけられると考えたからに他なりません。
その最も大きな付加価値が「集団での問題解決」です。実はこれに光を当てている会社は多くありません。集団での問題解決は急激に難易度があがります。私も難しいと感じる時がありますが、そこでつまずいているビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。この集団での問題解決がうまくいかないのにはメカニズムがあります。そこを「認識」しておけば手が打ちやすいのです。
集団での問題解決が難しい理由には以下のようなものがあります。
・個人での問題解決ができないと集団での問題解決はできないが、個人での問題解決を教えるのに時間がかかりすぎる
・参加者間で目標・現状・問題解決のプロセスの共通認識がない
・共通認識が必要なことをそもそも認識していない
こう書くと当たり前のことばかりに見えますが、実は体験するのと文字で読むのとは大きな差があります。こうした理由から、会議などの現場での問題解決策は、「思いつき」「上席者の主観的な意見」「経験則」などが採用され、反対意見もでにくいのです。
ポイントとして抑えておくべき点は、問題とその解決策は「主観的」「社会的」だということです。この点を見落としてしまうと問題解決はうまくいかず、ストレスだけが溜まっていきます。
更に、問題解決研修には以下のような問題があると言われます。

  • 概念的で難しく、腹落ちしにくい
  • 事例研究と討議時間が長く、反復しにくい
  • 実務課題に注目すると、「思いつき」の問題と解決策がでてきて、「プロセス」が担保できず再現性がない
  • 難易度が高く、外部講師でないとできないと思われがちで外注費が高額

解決昔話は、幻想的な「昔話」を使いながら、こうした問題を全てクリアにすることを目指しリリースしました。少し断面の異なる問題解決研修ですが、社会に受け容れられていくことを願っています。

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