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代表コラム

COLUMN

“キャリア”を財務の用語で説明してみる

今更ながら、心のなかの幸福のバケツ を読んだのですが、色々なパートナーさんやお客様と仕事をしていて、

  • 良いところを必ず褒めているとき
  • あまり褒めないとき

があるなぁと改めて感じました。

これって鏡のようで、相手の応対に自分の応対もつい影響されてしまっているんですよね。一緒に働きたいと思われるために、どんな相手であっても、褒めることは今まで以上に意識してやっていこうと思います。

「キャリアと貸借対照表は似ている」というと、「は?」と思われる方も多いかもしれません。

会社員は、会社において成果創出のために活動をします。

成果を出すためには、適切な目標設定が必要で、この達成状況をマネジメントツールの一つとして活用するのが目標管理(MBO)といわれるものです。

目標管理と会社の損益計算書ってすごく似ていると思うんです。

損益計算書は、一定期間の会社の成果を記述したものです。

目標管理は、一定期間の個人の成果を記述したものです。

財務に明るくない方のために、簡単に損益計算書と貸借対照表のつながりについて説明します。

貸借対照表の右下(純資産の部)には、利益剰余金と呼ばれる部分があります。ここには、損益計算書の当期純利益が入ります。もちろん、長期にわたって経営が行われているのであれば、そこには長期に獲得した利益が蓄積されていきます。

貸借対照表は会社の「状態」を示すものです。家計で考えれば、貯金したお金や借金したお金をどこに投資しているかを分かりやすく書いてある表です。

キャリアとは個人の「状態」を示すものです。

個人は目標管理という仕組みの中で、利益と同時に能力を獲得します。

その能力がどのような状態になっているのかが記載されているのが、貸借対照表と考えて良いのではないかと思います。

つまり、キャリアと貸借対照表は似ているのです。

キャリアの時価総額を増やすにはどうしたらよいのでしょうか?

キャリアは性質上、借金できませんので、資本金(学生時代の蓄積)に、毎年の目標管理を通じて得られたものを積み上げていく必要があります。

キャリアについて書いてある本を読むと、キャリアを定義するのが一番難しいと書いてありますが、個人のBSだといえば、もしかしたら説明出来てしまうのかもしれません。(プロセスも含むという批判もありそうですが、BSにはPLの最終利益も含みますので、問題ないと考えています。)

キャリアという資産を積み上げて、時価総額の大きい人材になっていきたいものです。

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