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研修講師の仕事が取って代わられる話

当社のサービスは研修内製化の支援ということもあり「研修は講師スキルに依存しない」という話をかなり頻繁にします。もちろん、講師の存在を否定するわけではありません。ポジショントークなのかもしれませんが、実際に研修のデザインだけで研修の成果の大半は担保できるからです。

「良い講師を探している」という話を聞くにつけ、良い講師とは何かという問いを突きつけられます。良い講師は、研修当日に頭の中から話す内容を紡ぎ出しているわけではありません。プレゼンテーションの文脈で語るのであれば、頭の中にある「伝えるべきこと(コンテンツ)」を相手に伝わりやすい形に「構造化(ストラクチャ)」し、それを声の抑揚やジェスチャーなどの非言語要素で「伝達(デリバリー)」するのです。みなさんが「講師スキル」と呼ぶのはこれらのうちどれでしょうか。

こうしたことを考える際には、極端に考えると分かりやすいと思うので、1つ有名な例を挙げましょう。まず、ウィル・スティーブンのTEDのプレゼンテーションです。以下、YOUTUBEです。

これは話すべきことは何もなく「デリバリー」だけでプレゼンテーションを行っている例としては秀逸なものでしょう。笑い話ではありません。ともすると、多くの方の求める講師はこのウィル・スティーブンのような講師なのではないでしょうか。

なぜ、そう考えるかというと、外から見えるものはデリバリーだけということもあり、悲しいことに「コンテンツ」「ストラクチャ」などのインストラクショナルデザイン的な部分は「所与」として扱われているフシがあるのです。サシミでいえばツマのように良い講師は当然良いコンテンツをもっているはずだ、良い講師は当然話の組み立てがうまいに違いない。これは先入観でしかありません。しかし、この先入観があることで、サシミを買う消費者はツマも買っていることに無自覚でありつづけるのです。

上述のように話すべきことは何もなくてもデリバリーだけうまい人はゴロゴロいます。そして、彼らの悩みは「コンテンツが作れないこと」なのです。研修講師をやりたい人は多くても、コンテンツを作れる人は多くありません。実際に作った方からすると、コンテンツ作りは「二度とやりたくない仕事」と言われる位大変な作業なのです。こうしたコンテンツを使うことで、デリバリーのうまい人は水を得た魚のように良い研修を提供するように成長します。

経験則ではありますが、研修講師が良い研修を提供できるかどうかは7割はコンテンツとストラクチャで決まります。そして、残りの3割がデリバリースキルなのです。(当然ですが、コンテンツとストラクチャは聴衆に合わせて多少のアレンジが必要です。)

極論すると、コンテンツさえしっかりしていれば、講師スキルは少々難ありでも7割の成果は担保できます。当社の研修が失敗したことがほとんどないのはこうした理由です。

デザインがしっかりできれば、「講師は誰でもいい」状態になります。例えば、大手でしっかりした研修コンテンツをもっている研修会社は高コストな研修講師を抱える必要がありません。(※講師しか見えていない顧客ニーズに応えるためにパートナーを使うケースはもちろんあります。)逆にインストラクショナルデザインやデベロップの力がない研修会社はカリスマ講師の属人技に頼った研修を行います。

当社がお付き合いしている企業は大手企業がほとんどです。大手の場合、研修の参加者が多く、同時複数開催が多いこともあり、こうした属人性があり、同時複数回提供しにくかったり質が高いために講師の日程を抑えにくいものは好まれません。当社のコンテンツは、大手企業の社員が講師をやればほぼ確実に成功できるから多くの会社から選好いただけているように思います。

逆にいえば、研修の作り込みは、最終的に講師という高尚な仕事を誰にでもできる仕事に変えていきます。これは「機械にルーチンワークが代替され、仕事を失う人がでる」という昨今よく話題になる話と符合するように感じています。

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